日本写真測量学会 関西支部

テクニカルセミナー/第54回空間情報話題交換会の報告


2010年6月25日、常翔学園(旧学園大阪工大摂南大学)・大阪センター 301において平成22年度支部総会・空間情報話題交換会第54回記念特別講演会を開催しました。

会場は、柳川支部長直々による司会のもとスムーズに進められました。

第54回記念特別講演は、「基盤地図情報の整備・更新事業について」と題して、 国土地理院地理空間情報部基盤地図情報課飯田課長と、 「自治体まちづくり事業における空間情報取得とその利活用」と題して、 東京都北区まちづくり部まちづくり推進課・和田様より講演頂きました。

当日は、学校関係者24名・官公庁職員15名・企業22名の総数61名も参加し、満員の記念特別講演会となりました。


国土地理院飯田課長より、基盤地図情報整備事業の背景から懇切丁寧にお話し頂き、 さらに基盤地図情報の根幹となる技術上の基準の紹介、整備事業の概要、その整備手法、 さらには更新と利活用についてお話し頂きました。

東京都北区和田様より基礎自治体としての具体的な基盤地図利活用の現状と課題について、 まちづくり事業における空間情報の使われ方という視点で、 業務の引継ぎ資料作成における工夫から製品仕様書作成へのスムーズな作業移行を事例を交えてお話し頂きました。
※測量系CPD協議会において認定された学習プログラムとして終了後に参加者へ受講書が配布されました。
※GIS上級技術者の認定を受ける際の貢献達成度ポイントとして申請できる参加証も配布されました。

なお、空間情報話題交換会第54回記念特別講演会終了後の懇親会では、 の写真のように和田様よりバルーンアートのパフォーマンスも披露頂き大いに盛り上がりました(左上)。 そして懇親会の手締めは一糸乱れぬ大阪締めで幕を落としました(左下)。