日本写真測量学会 関西支部

テクニカルセミナー/第74回空間情報話題交換会の報告


2014年4月25日(金)、常翔学園・大阪センターにおいてテクニカルセミナー/第74回空間情報話題交換会を開催しました。


「地理空間情報の相互利用について」

アジア航測株式会社 住田 英二 氏

講演資料:
http://www.jsprs-w.org/meetings/data/w0074_sumita.pdf

地理空間情報,統合型GIS,相互情報共有,基盤地図情報,クラウドGIS

 アジア航測株式会社の住田様より、「地理空間情報の相互利用について」 と題してご講演頂きました。

 ご講演では、地理空間情報の歴史、相互利用の取り組みと課題について、 住田様ご自身の経験・取り組み事例を交えてお話頂きました。 はじめの地理空間情報の歴史では、航空写真測量・GISにおける技術の推移、 地理空間情報整備に関する取り組みの移り変わりをご説明頂きました。 次の相互利用の取り組みと課題では、 統合型GIS導入、基盤地図情報、クラウドGIS導入について事例を交えてご説明頂くとともに、 相互利用における課題を、技術、法制度、行政利用の3つの観点からお話頂きました。 この中で、現在の航空写真測量・GIS技術は、30年前から大きく変わっているものの、 相互利用における概念はほとんど変わっていないとの興味深いご指摘がありました。 質疑応答では、会場から関西地方で地理空間情報に携わってきた方々から意見が出され、 白熱した議論となりました。

 ご講演いただきました住田様には,この場を借りてお礼申し上げます。


※測量系CPD協議会において認定された学習プログラムとして終了後に参加者へ受講書が配布されました。
※GIS上級技術者の認定を受ける際の貢献達成度ポイントとして申請できる参加証も配布されました。