日本写真測量学会 関西支部

テクニカルセミナー/第77回空間情報話題交換会の報告


2014年12月5日(金)、常翔学園・大阪センターにおいてテクニカルセミナー/第77回空間情報話題交換会を開催しました。


「高分解能・高頻度撮影が実現する地球観測衛星とそのデータ利活用について」

日本スペースイメージング株式会社 李 雲慶 氏

講演資料:
http://www.jsprs-w.org/meetings/data/w0077_ri.pdf

高分解能衛星,衛星コンステレーション,高頻度撮影

 第77回テクニカルセミナーでは, 『高分解能・高頻度撮影が実現する地球観測衛星とそのデータ利活用について』と題して、 李 雲慶様にご講演頂きました。 その内容は、主に、1)地球観測衛星の移り変わり、2)高分解能撮影衛星群、 3)高頻度撮影衛星群、4)データの利活用でした。

 1)及び2)では、 1972年に打ち上げられた世界初の地球観測衛星LANDSATに搭載された空間分解80mのMSSから、 空間分解能31cmを誇るWorldView-3に至るセンサ高分解能化の変遷について、説明頂きました。 3)では、同一箇所を一日に複数回撮影できる高頻度撮影の特徴について、 SkySat衛星やRapidEye衛星の衛星コンステレーション計画に基づいて、説明頂きました。 最後に4)でとりまとめとして、 高分解能・高頻度撮影データからの災害時基礎資料作成に関する事例を紹介頂きました。

 ご講演いただきました李様には,この場を借りてお礼申し上げます。


※測量系CPD協議会において認定された学習プログラムとして終了後に参加者へ受講書が配布されました。
※GIS上級技術者の認定を受ける際の貢献達成度ポイントとして申請できる参加証も配布されました。