日本写真測量学会 関西支部

第110回テクニカルセミナー/空間情報話題交換会の報告


2021年12月3日(金)、>第110回テクニカルセミナー/空間情報話題交換会の報告をオンラインにて開催しました。


『空中写真測量の現状と将来の展望』

アジア航測株式会社 久保学氏

講演資料:
http://www.jsprs-w.org/meetings/data/w0110_kubo.pdf

写真測量、デジタルカメラ、ステレオマッチング、オルソ画像、3次元モデリング

 テクニカルセミナー/第110回空間情報話題交換会では、『空中写真測量の現状と将来の展望』と題して、アジア航測株式会社の久保学様にご講演いただきました。この講演では、空中写真測量の1)現状、2)活用事例、3)将来の展望について、お話しいただきました。

 1)では、空中写真測量の原理や作業の流れについて、公共測量作業規程の準則で定められている撮影から数値図化・編集、航空写真地図(オルソ画像)作成までの工程を例に、説明いただきました。

 2)では、地形図やオルソ画像を、道路、河川、鉄道などの管理図面に利用した事例と、都市部の緑被率調査や崩壊地の開口亀裂を自動抽出した応用事例を紹介いただきました。

 3)では、近年利用されることが多くなったStructure from Motion(SfM)について説明いただき、生成した三次元データを都市モデルに活用した事例を用いて、そのデータの活用可能性や写真の影部付近等でミスマッチングが発生しやすいデータ特徴を話していただきました。

 最後に、写真から対象物の幾何学特性を取得できる空中写真測量は、管理図面、調査の基礎データ、三次元モデルの整備など多くの場面で活用が広がっている技術であるとの考えを示して、講演を締めくくられました。

 ご講演頂きました久保様には、この場を借りてお礼申し上げます。